─森も 牛も きのこも 野菜も、
すべてが巡って恵みになる─

あさまの堆肥プロジェクト

きのこパワーで
野菜を美味しくしたい肥

あさま廃菌床堆肥①

きのこ収穫後も栄養がたっぷり残った廃菌床を、約7割配合しました。きのこ糸状菌やバチルス菌が有機物を素早く分解し、エネルギー源となる糖を豊富に生成。作物を丈夫にするだけでなく、味に深みと甘みを与えます。
さらに、放線菌や窒素固定細菌も含まれるため、定植前に施すことで減肥も可能。「野菜が美味しくなる」と評判のいちおし堆肥です。

多種多様な土壌細菌が棲息する微生物天国

廃菌床堆肥の栽培検証

※ 実質肥効率に基づく

1)春キャベツ

  • キャベツ栽培

  • キャベツ栽培

5月植えのキャベツの作型を化学肥料約8割減で検証。
消毒ミスり、秀品率が例年比8割だった。それ以外は例年並み。食味は変わらず良かった。

( kg )NPKCaMg
あさま廃菌床堆肥①1,000529106510
バイオの有機18013.18.65.4
JA14号化成405.65.65.6
比較例(群馬県推奨) ( kg )NPKCaMg
JA14号化成18025.225.225.2
化学肥料率
78%▼

2)春ハクサイ

  • 白菜栽培

  • 白菜栽培

6月下旬取りハクサイの作型を栽培期間中無化学肥料で検証。
例年栽培しやすい作型ではあるが、例年通りよく取れ食味もよかった。減肥も20%程度でき、収量に影響はなかった。

( kg )NPKCaMg
あさま廃菌床堆肥①1,000529106510
バイオの有機14010.26.74.2
硫酸マグ408.3
比較例(群馬県推奨) ( kg )NPKCaMg
JA14号化成14019.619.619.6
化学肥料率
100%▼

3)夏ジャガイモ

  • じゃがいも栽培

  • じゃがいも栽培

5月上旬定植の梅雨越えの作型を栽培期間中無農薬・無化学肥料で検証。
7月以降のイネ科雑草の勢いにやられ、想定収量1/3だったが、食味はよかった。そうか病なども発症せず基肥としても活用できた。

( kg )NPKCaMg
あさま廃菌床堆肥①1,000529106510
自家製ぼかし10022225
硫酸マグ204.17
比較例(群馬県推奨) ( kg )NPKCaMg
自家製完熟たい肥1,000
いも類専用肥料化成1507.522.522.5
苦土石灰1004015
化学肥料率
100%▼

4)トウモロコシ

  • トウモロコシ栽培

  • トウモロコシ栽培

5月中旬植え中生品種を栽培期間中無農薬・無化学肥料で検証。
有機たい肥を中心に基肥で窒素20㎏/10aを与えたが、途中で肥切れを起こし、アミノ酸系肥料を追肥。結果的には収量も食味も上々で平均糖度20度を達成。品種にもよるが、2番果も大きく身が入り食味もよかった。

( kg )NPKCaMg
あさま廃菌床堆肥①3,00015873019530
自家製ぼかし200444
硫酸マグ408.3
追)バイオの有機805.83.82.4
比較例(群馬県推奨) ( kg )NPKCaMg
自家製完熟たい肥1,000
JA14号化成200282828
苦土石灰1004015
追)NK17化成6010.29.6
化学肥料率
100%▼

5)サツマイモ・秋カブ

  • さつまいも栽培

  • カブ栽培

6月上旬定植のサツマイモと8月播種の秋カブ、栽培期間中無農薬・無化学肥料で検証。
秋カブは太陽熱養生処理後に播種し、サツマイモは高畝マルチで栽培。いずれも収量・品質ともに揃いよく食味も上々。余分な窒素が供給されずに良かった。

( kg )NPKCaMg
あさま廃菌床堆肥①1,000529106510
自家製ぼかし10022225
硫酸マグ408.3
比較例(タキイ推奨) ( kg )NPKCaMg
自家製完熟たい肥1,000
普通化成化成250202020
苦土石灰1004015
化学肥料率
100%▼

バランスパワーで
野菜も土も健やかにしたい肥

あさまぼかし堆肥①

窒素源となる家畜ふんと、炭素源となる木質原料をバランスよく配合した、スタンダードで使いやすい堆肥。化学肥料の代用としても活用できます。
抗生物質をつくり出す放線菌が豊富で、病原菌やカビを抑える効果が期待できます。さらに、土を団粒化して通気性・保水性を整え、健全な根張りをサポート。有機由来のカリ成分も多く、しっかりとした実付きをねらえます。

畑のドクターとも呼ばれる放線菌が優勢

ぼかし堆肥の栽培検証

※ 実質肥効率に基づく

1)夏レタス・夏ハクサイ

  • レタス栽培

  • レタス栽培

土壌CN比やCECがとても良い畑。施肥設計も適切で、減肥を達成。例年9月取りは厳しい夏を超えるため病気などが発生し秀品率で苦労しているが、秀品率が例年比150%に上がり単収も上がった。

( kg )NPKCaMg
あさまぼかし堆肥①1,0003.426306711
バイオの有機28020.413.48.4
硫酸マグ8016.7
比較例(群馬県推奨) ( kg )NPKCaMg
自家製完熟たい肥1,000
普通化成化成31024.824.824.8
苦土石灰1004015
化学肥料率
100%▼

2)夏キャベツ

  • キャベツ栽培

  • キャベツ栽培

8月取りキャベツの作型を化学肥料約80%減で検証。
堆肥散布が10年ぶりで、1t/反だと薄く撒くのが難しくムラができてしまった。雑草の処理をミスり、収量が例年比98%。その他はよく味も良かった。

( kg )NPKCaMg
あさまぼかし堆肥①1,0003.426306711
バイオの有機1007.34.83
とくさい化成100101210
比較例(群馬県推奨) ( kg )NPKCaMg
JA14号化成18025.225.225.2
化学肥料率
80%▼

森パワーで
土を元気にしたい肥

あさまカーボン堆肥①

おかごや廃菌床など木質由来の炭素をたっぷり配合した、土壌改良に最適な堆肥。不溶性の炭水化物がじっくり分解され、ふかふかで根張りのよい土に変わります。有用微生物の「すみか」と「えさ」を同時にまかなえるのも特徴。秋に施すことで春の地力アップにつながり、複数年にわたって効果が持続します。

あさまカーボン堆肥

エサとなる炭水化物が豊富

カーボン堆肥の栽培検証

※ 実質肥効率に基づく

1)夏ハクサイ

  • 白菜栽培

  • 白菜栽培

近年難しい9月採りの作型を化学肥料約97%減で検証。
土壌仮比重が重く、土壌炭素が少なめなため、炭素量の多いカーボン堆肥を施用。病気も少なく例年比115%の収量がとれ、食味もよかった。

( kg )NPKCaMg
あさまカーボン堆肥①2,0006404210416
バイオの有機20014.69.66
JA14号化成405.65.65.6
比較例(群馬県推奨) ( kg )NPKCaMg
JA14号化成13018.218.218.2
化学肥料率
97%▼

あさまの堆肥プロジェクト 総評

化学肥料に頼らず、
元気で美味しい野菜が実現!

※ あさま堆肥以外にも有機質肥料を施肥

本プロジェクトではまず、各農地で個別に行われていた土壌分析を統一し、化学性に加えて物理性・生物性の分析も実施。これにより、数値だけでは捉えきれなかったそれぞれの土壌環境を多角的に把握し、土の状態を可視化した。
堆肥をベースにした施肥設計により、化学肥料依存を脱しながら秀品率の向上を実現できた。慣行施肥と比較した場合、有機質肥料のコスト増加という課題も見られたが、自家製堆肥の併用によってコスト低減につながる事例も確認された。特に9月どり白菜では、環境変動に強い土壌づくりの効果が顕著であった。

当勉強会では、継続して地域由来の有機物を活用した肥料の推進を図り、2027年度に地域の農地40haにて活用を進めます。
本プロジェクトに参加いただいた農家の皆さま、ご協力いただいた関係者の皆様には改めて感謝申し上げます。

2025年12月吉日 
北軽・応桑農業勉強会 会長 岩田修一

堆肥のこと、勉強会のこと、
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お問い合せ

北軽・応桑農業勉強会

事務局(株)パイオニア福嶋
TEL:0279-84-6633